04ハンギングにお勧めの観葉植物をご紹介

無垢スタイルの三橋Villa店では、沢山の観葉植物をハンギングで飾っています。観葉植物は床に置いたり、テーブルや棚に置いたりすることが多いですが、ロープで吊るして上から飾ることで、部屋を立体的に演出することができ、空間も有効的に使うことができます。部屋のスペースに限りがある方や、さらに観葉植物を増やしたい方には嬉しいですよね。
そして、植物を吊るして飾ることは、実は植物自身にもメリットがあります。
植物を吊るしたり掛けたりすることで、床に置いた時よりも通気性が良く、根が蒸れにくくなり、害虫や病気の防止につながります。
目線の位置にあることで植物の観察もしやすくなり、床に置いてある植物よりもお世話が簡単になります。

そんな素敵なことがいっぱいのハンギングプランターですが、始めるには少しコツがあります。
今日はそんなハンギングプランターのコツをご紹介したいと思います!

ハンギングプランターを始める5つのコツ

POINT①:鉢の意選び方

ハンギングプランターの”ハンギング”とは吊るすという意味です。
屋外なら屋根や柵、屋内なら天井やカーテンレールに吊るしたり、床よりも高い場所に飾りますので、鉢が落下した時のことを考えて鉢選びをしなければいけません。
重い素材、例えば陶器やコンクリート、石を掘って作った鉢は極力避けましょう。人がぶつかったり、大きな災害にあった際に怪我をする恐れがります。
プラスチックを使用したくない。質感やデザインに統一性を持たせたい場合は、樹脂で作られた本物の石そっくりなプランターや、麻で作られた鉢カバーを被せるとインテリアになじみやすくなります。

POINT②:設置場所

ハンギングプランターの設置場所ですが、吊るすタイプでも、掛けるタイプでも、まず大切なのは強度が十分にあること、そして生活動線の邪魔にならないことです。
重量はプランターだけでなく、土と植物の重さも加わるので、それ考慮した上で耐えられる場所を選びます。

  • 天井やポールに吊るす

    持ち家の場合は天井にフックを取り付けることで、S時フックを使い簡単に好きな場所から吊り下げることができます。賃貸住まいの場合はハンキングポールやカーテンレール(ただし、レールが歪まない軽いものに限る)にS時フックで吊り下げることも可能です。

  • バーやフックに直接引っ掛ける

    壁にバーやフックがあるお家なら、プラントハンガーの形状にもよりますが、鉢を直接ひっかけて飾ることができます。
    直接掛けるのが難しい場合はロープを使って下げるのもいいですね。下げる際に鉢の形が丸いとコロコロと壁に当たる部分の安定感がなく、見た目もイマイチなので壁側の側面が平坦になっている壁掛け用のプランターがおすすめです。

  • 窓枠や柵に飾る

    ヨーロッパの観光地などでは、赤やピンクの花が窓辺を彩っているのをよく見かけます。ヨーロッパ風のガーデニングを楽しみたい方は、柵や窓に引っ掛けるタイプのウォールバスケットを購入して楽しむのもオススメです。ただし注意したいのが、水やりの際、下を通る通行人やマンションの場合は下の階の住人に迷惑にならないように配慮が必要です。

POINT③:土の選び方

ハンギング用の軽い土を使用すると便利です。専用の土はピートモスやパーライト、バーミキュライトなどが配合されているので、軽量で保水性に優れています。植える際は植物が長く美しさを保つように、穏やかにゆっくり効く、緩効性肥料を一緒に入れましょう。

POINT④:水やりのコツ

屋外の場合は、水やりの際に鉢の下から水が溢れても気にする必要がないのですが、屋内の場合は床や絨毯が気づいたら水浸し…なんてことも珍しくありません。受け皿をつけたり、水漏れしない二重構造のプランターを買うのがいいでしょう。
なお、ジョウロは口が細く、水が一気に出ないものがオススメです。

POINT⑤:プラントハンガーは手作りでもOK

プラントハンガーといえば、おしゃれに編み込まれたロープや、紐にぶら下がっている植物をイメージする方が多いのではないでしょうか?
市販のプラントハンガーを買うのもいいですが、実は自分で簡単に作ることができちゃいます。
紐の素材にこだわり、ウッドビーズをつけたり、慣れてきたら流木にネット状に編み込んだり、自分好みのプラントハンガーが作れます。

ハンギングプランターに向いている植物の種類

冒頭でお話ししたように、無垢スタイルの店舗でもハンギングプランターを飾ってスタッフ一同楽しんでおります。今日はそんな私たちスタッフに癒しをくれる植物を一部ご紹介したいと思います。

無垢スタイルで育てているハンギングプランター

  • エスキナンサス ‘ラスタ’

    エスキナンサスはインドや東南アジア原産の熱帯植物で、約150種もの種類があります。熱帯雨林の樹木の幹や岩などに着生し、木や岩に根を張って這い上がったり、また、空中に長く垂れ下がったりします。ラスタは茎の先に赤い花をまとまって咲かせ、開花するととても華やかになります。

  • ビカクシダ(コウモリラン) ‘ビーチー’

    インテリアショップなどでも人気のコウモリラン。独特なフォルムで、壁掛けかハンギングにするのがおすすめです。ビーチーという品種は、他のコウモリランに比べ葉の色は白く、貯水葉(根元についた茶色い葉のこと)も胞子葉も細く上に伸びるのが特徴です。 比較的小ぶりで、育てやすいのでお勧めです。

  • ホヤ ‘カーティシー’

    ホヤは熱帯アジア原産のつる性植物で、カーティシーは迷彩柄の肉厚な丸い葉を付けます。6~9月には、ホヤらしいツヤのある花を咲かせます。

上記以外に、3種類のリプサリスやシダなど、沢山の植物を飾っています。
これらの観葉植物はほとんどが熱帯原産の為、寒さに弱いので、夜間の気温が10度以下にならないよう注意が必要です。
耐陰性のある植物もありますが、真夏以外はよく日に当てて育てた方が、花付きも良く丈夫に育ちます。
冬場は水を控えめにし、根腐れには注意が必要ですが、暖房などで室内が乾燥しているときは、こまめに霧吹きで葉水をあげましょう。

他にもオススメの植物

  • ディスキディア・ヌンムラリア

    丸いぷっくりとした肉厚な葉っぱには保水性があるので育て方は多肉植物に似ています。乾燥に強いので水やりは控えめに。そして嬉しいのが、多肉植物は日光不足になると間延びしてしまいますが、ヌンムラリアはちゃんと密に茂ってくれるので、形が崩れにくい植物です。

  • シッサス エレンダニカ

    葡萄の葉によく似た上品さのあるつる性の植物です。切れ込みのある葉に光沢があり、深みある緑色をしています。耐陰性もあり成長スピードが早く、丈夫なので室内でもよく育ちます。ただし、冬の冷気に当ててしまうと枯れてしまうので注意しましょう。

  • ヘデラ アリス

    ヘデラは別名アイビーとも言います。お庭や観葉植物でよく見かけるアイビーは、歯の色や大きさ、形、様々な品種が多く揃っていて、育て方も簡単です。生育旺盛ですぐにツタが伸びてしまうので長く伸びすぐ他場合はハサミで定期的に切り揃えてあげましょう。

  • プセウドリプサリス・ラムローサ

    フォルムがおしゃれで、こんぶ状の茎を長く垂らす姿が迫力ある植物です。新芽が赤く、日に当たるとより鮮やかさが増します。ただ、直射日光は苦手なので明るいカーテン越しがベストです。上手に育てると連なる白い実も鑑賞できるので人気があります。

  • エアプランツ

    土が必要なく、気軽に飾れるのでインテリア植物として人気です。飾り方としては、紐で作ったハンキングハンガーに置いたり、流木にくっつけて壁に飾ることもできます。水やりは週に2、3回霧吹きであげるのが通常ですが。
    こまめにできない方は月に一回水の中へ数時間漬け込むソーキングを行いましょう。

  • リプサリス・プリスマティカ

    細い茎を伸ばし線香花火のように、幾重にも枝分かれした姿は迫力と繊細さを併せ持ちハイセンスな空間にぴったりな植物です。実はサボテンの仲間ですがトゲはなく肉厚な茎を持っています。春になると白や黄色の小ぶりな花を咲かせます。

素敵なガーデニングライフを送るために

植物が生き生きと育っている姿を見ると、いつも元気をもらえる気がしますね。
ガーデン事業部では、室内グリーンのご提案も行っていますので、是非お気軽にお問い合わせください

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